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2023.05.26

CATEGORY: レポート

ヨーロッパへの出張

3月にヨーロッパ4か国を巡る出張へ出かけました。

まずロンドンから入り、ベルギーのアントワープ、ブリュッセル、オランダのマーストリヒト、ドイツのデュッセルドルフに行き、ロンドンに戻り帰国。8日間の日程でした。

私自身、以前数年ヨーロッパで暮らしていたときにいくつもの国を訪れましたが、これほどの短期間に数多くの国を移動したのは初めての経験でした。そのうえ今回は発車時刻のディレイ、交通機関のストライキ、天候不良でのキャンセルもありとなかなかスリリングな旅でした。

 

今回の目的のひとつがマーストリヒト(条約の名前でしか知らなかった町です)で開催されていたアート・アンティークフェアTEFAF2023の視察でした。 

マーストリヒトは小さなのどかな町ですがそれとは対照的に、フェア会場の中はギャラリーが一流の美術品を、ハイジュエラーが普段は見ることのできない逸品を出展していました。 いろいろな国からこのフェアのために遠方から車で訪れ、実物を見、気に入れば購入を考えているようでした。

 

私といえばTEFAT会場では、写真でしか見られなかった逸品ジュエリーの実物に写真との違いを感じ、ロンドンでは雪がちらつく寒さ・暗さを実感。またデュッセルドルフへの道中ではのどかなドイツの田舎のバス停で地元に人たちとバスを待ち、かと思えばマーストリヒトのタクシーの運転手とは行先に到着したあともしばらくそれぞれの日々のくらしについて雑談をし、最後にはデュッセルドルにてドイツで活躍するサッカー日本代表選手の雄姿に触れることができました。

それらすべてを「直接見て感じて」きました。

 

ロシア上空を飛ぶことかできず、通常より2時間ほど長いフライトでしたが、コロナ禍が収束しつつあり、海外へ行って体感できるようになったことを本当にうれしく思います。

 

 



 

 

  • TEFAF 会場

  • アントワープ中央駅(素晴らしかったです!)

 

 

  • ナショナルギャラリーのゴッホの「蟹」(初めて見ました)





    大倉堂 OKURADO
    大倉仁